慶應義塾 主将ご挨拶

慶應義塾體育會端艇部 主将 

竹峰颯健(経済学部4年)

 

春暖の候、第93回早慶レガッタが隅田川にて開催されるにあたり、ご尽力くださった諸先輩、ならびに大会関係者の皆様に部員一同を代表して心より御礼申し上げます。

昨年の早慶戦、我々慶應義塾は、男子対校エイト・第二エイトともに勝利を果たすことができました。この勝利は何にも変え難い喜びをもたらしてくれました。しかし、ここで満足するような我々ではありません。早稲田はこの早慶戦の悔しさをバネにさらなるパワーアップをして戻ってくるでしょう。また、昨年の慶應義塾は、全日本選手権で男女ともにメダルを獲得し、確かな手応えを持ってインカレに望みましたが、A決勝で敗れる結果となりました。日本一という大きな目標に近づいているものの、まだ届かないという現実を突きつけられました。

日本一や早慶戦完全優勝という大きな目標を達成するため、我々は「傑出」というスローガンを掲げました。我々は、部員一人一人が何か誰にも負けないという強みをつけ、自信を持って試合に臨むことでこの目標が達成されると確信しています。

この「傑出」を実行するにあたり、この冬シーズンは様々なことに取り組みました。練習面では毎週のTTによる入れ替え戦を行うことで内部競争の活性化を図り、我々が昨年度のシーズンで実感したパワーや体力面では、週10回の練習を11回に増やし、質だけでなく量も確保することでパワーアップに努めました。そして、中だけに留まらず、部員には様々な経験をする場を作りました。Head of Charles Regattaへの遠征や他大学・社会人チームとの合同練習、スポーツマンシップやインソールの講義など新たな知識や価値観に幅広く触れることで、チームへの刺激と活気を生むことに努めて参りました。これらの取り組みは58名の部員の飛躍的なレベルアップに繋がり、強い組織へと変化できました。

末筆ではございますが、OB・OG、関係者の方々、監督、コーチ、家族、マネージャー、そして仲間の支えの中で、我々は日々当たり前のように艇に乗り、安心して寝食を共にできています。重ね重ねになりますが、御礼申し上げます。

4月21日、ここ隅田川にて最高の勝利を届け、我々を支えて下さっている全ての方々に「勝利」という形で恩返しを果たします。

部員一同、正々堂々全身全霊戦い抜き、毎ストロークを大切に漕いで桜橋を最初に通過することを誓い、私の挨拶の言葉とさせていただきます。