慶應義塾 主将ご挨拶

はじめに、第89回早慶レガッタが隅田川にて開催されるにあたり、ご尽力いただいた諸先輩方、ならびに大会関係者の皆様に現役部員一同を代表して深謝申し上げます。

慶應義塾は現在、早稲田に3連敗を喫している厳しい状況です。部員として対校エイトで慶應が勝利しているところを見た人は誰もいません。

昨年の対校エイトでは早稲田にわずか1.37秒で敗れ、早慶戦で勝つことの厳しさを目の当たりにしました。

このまま負けてはいられない。今年は何としてでも早稲田に勝ち、水の王者慶應を復活させるのだ。そうした思いから私たち131期のチームは始まりました。

チームスローガンには「変化」を掲げました。

失敗を恐れずに果敢に新しいことに挑戦し、誰も見たことのないような慶應に「変化」するという決意が込められています。

私たちは本日のレースのために様々な「変化」をしてきました。

まず、今年からは冬の期間も全部員が艇庫入りをし、水上での技術と身体づくりの両方をレベルアップしました。乗艇では低強度のロングメニューに加えて、高負荷のポイント練習を織り交ぜながら、持久力を高め、ハイレートに冬から慣れるよう練習してまいりました。

週に一度のタイムトライアルを行い、部員同士切磋琢磨しながら個人の漕力を高めてまいりました。

フィジカル面では、新しくフィジカルトレーナーの方と契約をし、ウェイトトレーニングのメニューやフォームを見直しました。正しい知識の元、効果的・効率的に筋肉を鍛え、確かな効果を実感しました。

また、体重の最低ラインを設けることで、全員の体重を管理し、屈強な身体作りを行いました。

マネージャー陣が新しく献立のバリエーションを増やし、日々美味しいご飯を作ってくれたおかげで、厳しい練習も乗り越えられる大きな身体を作ることができました。

OB・OGの方々、監督・コーチの方々、保護者の皆様、チームメイトのみんな。全ての慶應端艇部に関わる方々が「勝利」を待ち望んでいることだと思います。今こそ「変化」した慶應の姿を見せるとき。

対校、第二、女子、すべてのクルーで早稲田より先に桜橋を通過して見せます。応援のほどよろしくお願いします。