早稲田大学漕艇部 主将
川上拓海
桜花の候、第95回早慶レガッタが隅田川にて開催されるにあたり、多大なるご尽力を賜りました両校OB・OGの皆様、並びに大会関係者の皆様に、部員一同を代表して心より御礼申し上げます。
昨年の早慶戦において、我々早稲田大学は2018年以来となる「完全優勝」を成し遂げることができました。あの瞬間の感動は、今でも鮮明に覚えています。中でも価値があったのは、第二エイトの勝利です。中盤までは互角の展開でしたが、後半から一漕ぎごとに艇身差を広げていった姿は、まさに厳しい冬の練習が実を結んだ証であると感じました。
そして本年、我々の目標は当然ながら「完全優勝」、そして「二連覇」です。この使命を果たすため、我々は新シーズンのスローガンとして「#to be」を掲げました。「to be」とは、部員一人ひとりが「なりたい自分」を掲げ、その実現に向かって努力し、理想の姿に成るという意味を込めています。
そのための新たな取り組みとして、乗艇している本人以外の部員も交えて練習ビデオを分析し、意見交換を行う時間を積極的に設けています。当初は私が推奨したものでしたが、日に日に参加率が高まり、今では部員主体で活発な技術研鑽が行われています。また、水上練習ではペアや付きフォアを徹底して漕ぎ込み、個々のスイープ技術を磨き上げてまいりました。個人の技術向上と、学年を超えた議論が生むチーム力で、早稲田はさらに進化しています。
私個人としては、大学2年次より対校エイトに乗艇し、今回で3度目の出場となります。これまでは先輩方の背中を追うことに必死でしたが、今回は主将としてチームを牽引する立場です。覚悟を持って部をリードし、必ず勝利へ導きます。
日々支えてくださるOB・OG、監督・コーチ、保護者の皆様、そして共に部を築き上げてきたマネージャーやトレーナー全員で「紺碧の空」を笑顔で歌うことを誓い、私の挨拶とさせていただきます。熱い応援をよろしくお願いいたします。




