早稲田 主将ご挨拶

主将 中島湧心

第91回早慶レガッタを開催頂くにあたり、ご尽力いただいた両校OB・OGの皆様、並びに関係者の皆様には部員を代表いたしまして、厚く御礼申し上げます。

 昨年の第90回大会は新型コロナウイルスの影響により、無観客開催となりましたが、様々な方々の支えがあり、無事大会を開催することができました。私は対校エイトのメンバーとして出場させて頂きましたが、第89回大会が中止となったこともあり、私自身初めての早慶戦となりました。練習で幾度も隅田川には訪れましたが、大会当日はその時に感じていた雰囲気とは大きく異なり、独特の雰囲気であった事を今でも鮮明に覚えています。それは両校を代表しているという誇りや現在の部員たちの想いに加え、100年近い歴史を築き上げられた諸先輩方の想いも背負ってレースに臨んだからであると感じています。そして、伝統を継承させていくとともに、両校が一対一でぶつかり合うからこそ、決して負けることができないレースになるのだと思います。人生の中でこれ程までに大きな物を背負って戦いに挑むことはそう多くはありません。そしてこの大会を行うことができているのは、対戦相手の慶應義塾大学さんという存在があってこそのものであり、深く敬意を表したいと思います。

 今年から木目田新監督のもと部員・スタッフ間の「議論」を大切にし、日々試行錯誤を繰り返しながら練習に励んでいます。自ら考え、発信し、他のメンバーと議論をしていく中で、新たな気づきを得て、一歩進んだ団結、艇速が実現するのではないかと考えるからです。この冬の練習の成果を十分に発揮し、最後の一本を漕ぎ切るまで全力を尽くすことを誓い、挨拶の言葉とさせていただきます。