慶應義塾監督 ご挨拶

まずは関係各位のご尽力により、本日、89回目を迎える伝統の早慶レガッタが本日無事に開催の運びとなりましたこと、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。

我々にとって特別なレースである早慶レガッタを最高の舞台として整えて頂いたことに感謝しながら選手、OB・OGの皆様と共に本日の闘いに臨みたいと思います。

我々はこの3年間、早稲田に敗北しています。監督就任初年度の昨シーズン、1年を通して早慶レガッタでの敗北を引きずったシーズンとなりました。

改めて、この好敵手早稲田との闘いの重み、意義を痛感させられる結果となりました。主力メンバーのほとんどが残った昨年とは違い、今年の我々は実力・経験ともに乏しい挑戦者として新体制をスタートさせました。

最強覇者早稲田に挑戦するに相応しいチーム作りのために、11月の新体制発足以降、漕力の向上に向けた議論を重ね、実践し、部員全員の目標を一つに精進して参りました。

私は、現役時代も含め未だかつてこれほど「早稲田に勝ちたい」と思ったことはありません。部員全員の勝利への想いは史上最強だと信じています。

本日は、そこまで想わせてくれた早稲田への大きな感謝、日々我々をサポートしてくれる関係の皆様のご尽力に応えしたいと思います。

また、今年はもう一つ絶対に負けられない理由があります。端艇部長としてこの3年、選手たちの支援にご尽力頂いた新保先生に早慶レガッタの勝利を一度も味わって頂けないまま昨年他界されたためです。

今年もどこかで見守ってくれている先生に今年の勝利をお届けしたいと思います。

最後になりますが、大会の開催・運営にご尽力頂きました関係者の皆様、端艇部・学生を支えて頂いたご家族やOB・OGなど全ての皆様に改めて感謝を申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。