大会委員長ご挨拶

第88回早慶対校競漕大会(早慶レガッタ)の開催に際しまして、運営委員会を代表してご挨拶申し上げます。

本大会は明治38年(1905年)5月8日に隅田川向島において第1回大会が開催されました。以降、2度に亘る中断や開催地の変更などの難局を乗り越えて、昭和53年(1978年)には、発祥の地である「隅田川」に戻り、今年で88回目を迎えます。

ここに至るまで、伝統の一戦をこのボート競技の聖地「隅田川」で継続開催させて頂けるのは、両校関係者の労力はもとより、台東区、墨田区、中央区、東京都、警視庁、湾岸警察署、所轄警察署、東京消防庁などの関係諸官庁、東京都公園協会、屋形船東京都協同組合、中央隅田漁業協働組合並びに公共河川である隅田川を日頃利用されている地元の皆様の深いご理解とご支援の賜物でございます。

さて、早慶レガッタは早慶関係者のみならず、幅広く多くの方にも「春の風物詩」として認知されるようになりました。近年では、東京スカイツリーや浅草といった墨堤両岸の賑わいが増す中、一層の盛り上がりを見せております。

海外に目を向けますと、英国のオックスフォード大学、ケンブリッジ大学の対校戦は1829年から、米国のハーバード大学、イェール大学の対校戦は1852年から4マイル(6,400m)を超える過酷なレースを繰り広げております。全日本選手権やオリンピック種目の通常直線2000メートルレースという環境を大幅に上回る長距離且つ、複数のカーブが存在するこれらの対校戦は選手たちの真の実力が試されるレースです。
そのレースに向けて早慶両校選手は昨年のシーズンオフから身体を徹底的に鍛え、漕ぎこみ、部内での競争を勝ち抜き、今日という日を迎えています。両校選手諸君には各校の名誉をかえ、互いが全力を出し合い競い合うことを期待しています。

私たちはこの早慶レガッタを一級河川で行われる日本唯一の長距離の対校戦として、今後も地元の皆様と共に育て、幅広く多くの方々が親しみを感じ、愛されるレースにしていきたいと考えております。

最後になりますが、本大会の運営費用を支えるプログラム広告掲載を頂きました企業、団体、個人の皆様、ご後援頂きました国土交通省下水道部、日本下水道協会、下水道広報プラットフォーム(GKP)、東京都建設局、台東区、墨田区、中央区、江東区、他様々なご協力を頂きました地元町内会、ウォーターリスクマネジメント協会、レース当日の船舶航行にご配慮を頂いております諸団体の皆様、準備・運営に労力を注いだ両校役員・関係者の皆様に心より厚く御礼申し上げます。

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早慶対校競漕委員会 委員長

河合 史貴