慶應義塾長 伊藤公平(平成元年慶大卒)
今年も、早慶対校競漕大会を開催する運びとなりました。本大会の開催ならびに発展に多大なるご支援、ご協力を賜っております、墨田区、台東区、中央区、江東区、東京都、国土交通省ならびに警視庁、東京消防庁の関係者の皆様、後援・協賛団体や企業の皆様、地元地域の皆様に深く感謝申し上げます。また両校の部長、監督、コーチングスタッフ、OB・OGをはじめ関係者の皆様のご尽力にも、心から御礼申し上げます。
昨年大会では、我々慶應義塾大学の対校エイトは早稲田大学にあと一歩のところで苦杯を喫しました。今年は昨年の悔しさを胸に、必ずや勝利を収めるため、日々猛練習を積み重ねてきたことと思います。両校の選手ともに、これまで練習の成果を存分に発揮し、悔いのない競漕をしてくれることを祈念しております。
今年の慶應義塾端艇部のスローガンは「自進」 です。自ら進んで挑戦し、自らを高めることで、技術面だけでなく精神面においても成長を遂げ、チーム全体が一丸となって前へ進み続けることで、応援する皆さんへ慶應の成長を見せることで感動を与えてください。また目標としている対校エイト、第二エイト、女子エイトの全種目優勝を成し遂げてください。
早慶レガッタは隅田川の春の風物詩として、地元の方々のご協力と、多くの人々に支えられ開催されてきました。両校の選手ともに、これまで練習で培った力の全てを出し切り、悔いのない戦いをしてくださることを期待しております。自粛生活を乗り越え、今後も地域に密着した歴史ある学生スポーツとして、ますます発展していくことを願っています。
両校の選手諸君の健闘を祈り、エールを送ります。