慶應義塾長 伊藤公平(平成元年慶大卒)
今年も、早慶対校競漕大会を開催する運びとなりました。本大会の開催ならびに発展に多大なるご支援、ご協力を賜っております、墨田区、台東区、中央区、江東区、東京都、国土交通省ならびに警視庁、東京消防庁の関係者の皆様、後援・協賛団体や企業の皆様、地元地域の皆様に深く感謝申し上げます。また、両校の部長、監督、コーチングスタッフ、OB・OGをはじめとする関係者の皆様のご尽力に対し、心から御礼申し上げます。
第94回大会では、我々慶應義塾體育會端艇部は早稲田大学を相手に、七年ぶりとなる完全敗北を喫しました。しかし、第二エイトは最後まで接戦を繰り広げ、特に女子エイトは過去に類を見ない僅差のレースを演じるなど、確かな成長の跡を示してくれました。今年は昨年の悔しさを胸に、必ずや勝利を収めるべく、日々厳しい鍛錬を積み重ねてきたことと思います。両校の選手ともに、これまでの練習の成果を存分に発揮し、悔いのない競漕をしてくれることを祈念しております。
今年の慶應義塾端艇部のスローガンは「逆襲」です。昨シーズンで得た数々の経験と悔しさを糧とし、部員諸君らは自らを鍛え直し、新たな塾端艇部を築き上げるべく、この一年間真摯に取り組んできました。自ら厳しい道を選び、技術面のみならず精神面においても大きな成長を遂げた部員諸君には、その成果をもって応援する皆様に慶應の進化を示し、感動を与えてくれることを期待しております。そして、対校エイト、第二エイト、女子エイトの全種目優勝を成し遂げてください。
早慶レガッタは、隅田川の春の風物詩として、地元の皆様の温かいご協力と、多くの方々に支えられながら開催されてきました。本大会が、今後も地域に密着した歴史ある学生スポーツとして、ますます発展していくことを心から願っております。
両校選手諸君の健闘を祈り、エールを送ります。