慶應義塾 HCご挨拶

2020年4月12日  第89回早慶戦。

この日の勝利を目指して闘ってきた中、直前の3月29日の日曜日、この日は隅田練習の予定だったと思いますが、急遽取り止めになり、緊急全体ミーティングが行われました。
そこでは新型コロナの影響により、早慶戦の中止と合宿解散のアナウンスがなされました。
学生皆の複雑な表情、泣く者、放心状態になる者と、あの場面は今でも鮮明に目に焼き付いています。


あれから1年が経ち、新型コロナの猛威が衰えたとはまだ言えませんが、マネージャーをはじめ、関係の皆様のさまざまな知恵と工夫、そして何よりもその「熱」で、この難局を乗り越えての開催であると思っています。

この場を借りて深く御礼申し上げます。

学生達もその思いに応えるべく、これまで日々精進して参りました。

小艇による乗艇でのバランス感覚とテクニックの向上、そして競漕、

エルゴ、ランニング、バイクによる心肺機能の向上を図り、

多くの学生が自己記録を更新しています。

そして女子は先んじて12月中旬には隅田練習を敢行、男子も年末に実施という、これまでにない取り組みを行い、男女共に士気は右肩上がりのまま、本日を迎えたと思っています。


伝統という名に相応しいこの早慶レガッタ。隅田川で漕げる、戦えるという幸せと誇りを胸に、感謝の思いを持ち、そして勝利とROWOUTを目指し、慶應クルーは挑みます。

tanabehc