三田漕艇倶楽部会長 ご挨拶

第89回早慶レガッタ開催にあたり、関係諸官庁ならびに関係する皆様方の多大なるご支援、親身なるご協力に、感謝いたします。

塾端艇部は、昨11月部長、新保一成商学部教授が早逝されました。就任3年を迎えるところでした。春の美酒を共にすることなく去られました事は痛恨の極みです。新保部長ご自身は塾體育會ソフトテニスの出身でしたが、端艇部長就任来、早く端艇部、三田漕に馴染もうとテニスの話は全くされませんでした。初漕ぎ、レース、銚子遠漕等の端艇部諸行事に積極的に出席され学生との懇親に努められ、必ず三田漕ネクタイを着用され姿勢を正しての応援姿は忘れられません。

五輪開催が近づき否が応でも当時を想起させられる機会が多い昨今、ふとアマチュアという言葉を聞かなく、消えてしまった感がします。学生スポーツ界にも何らかの影響がないかと懸念します。

アマチュアリズム発祥に深い縁のあるボート競技、百年を越える歴史のある本大会、アマチュア精神とスポーツを再考する時かもしれません。

今回部長逝去の事態に素早く対応し部長代行を請けられた體育會副理事須田芳正教授、塾からの要請に快諾され就任された端艇部新部長遠藤正寛商学部教授に感謝するとともに、早慶両校対校エイト、渾身のレースを期待します。