稲門艇友会会長 ご挨拶

今年第89回となる早慶レガッタをまたここ墨田川で開催できますことは歓喜に絶えず、開催に当たりまして、多大なるご支援やご協力そしてご助力を賜りました関係ご当局や地元の皆様並びに企業の皆様に心より厚く御礼申し上げます。

昨年早稲田は稀にみる大接戦の好レースを1.37秒差の僅差で制し、3連覇を果たしました。この大舞台でスタートからゴールまで大接戦を演じて、両校関係者はもとより多くの観戦者に伝統のボートレースの醍醐味と感動を与えてくれましたが、両校クルーもまた得たものは大きく、早稲田で言えば9月の全日本大学選手権(インカレ)で男子の総合準優勝・女子の総合2連覇に繋がったものと思います。

この勢いを維持すべくハードな練習に打ち込んできた早稲田は、今年4連覇を目指してオリンピックイヤーにふさわしい好レースを見せてくれるものと思います。

そしていよいよ、その東京オリンピック・パラリンピックの開催が凡そ三か月後に迫って参りました。昭和39年の東京オリンピックには早稲田大学漕艇部から9名の学生が出場を果たしており、また大学漕艇部と稲門艇友会は1988年のソウルから前回2016年リオデジャネイロまでの8回のオリンピックに途切れることなく、オリンピアンを輩出して参りました。

この輝かしい実績と伝統の下、今日現在も今回の東京オリンピック出場権獲得を目指して稲門艇友会から複数名が挑戦しております。残念ながら、今回は学生の出場は叶いませんでしたが、しかし両校学生諸君においては、先輩のオリンピアン達誰もが、絶対に負けられないこの早慶レガッタと言う大舞台のプレッシャーに、無限の努力と鍛錬をもって挑むことで、オリンピックへの道を切り拓いて行った、ということ、しかもその舞台は早慶両校のみに与えられている、ということを強く銘記して本日のレースに全身全霊をもって臨んで欲しい。

そしてこの本戦をスタートに、オリンピックイヤーの今年、両校が赫々たる戦績を上げて邁進して行くことを心より期待しております。

最後になりましたが、大会開催準備と本日の実行運営を担って頂いている両校先輩の運営委員の皆様と学生指導の監督・コーチ諸兄のご努力に敬意をもって心より感謝申し上げます。