早稲田大学漕艇部 部長 松居辰則(昭和63年早大卒)
第95回早慶レガッタが開催されますことを心より喜びたいと思います.まず,この早慶レガッタを実現するために,墨田区,台東区,江東区,警視庁,東京消防庁,自衛隊などの関係省庁,地元の皆様,協賛企業各社,歴代のOB・OGなどのご支援・ご理解に改めましてお礼申し上げます.そして,両校の部員のご尽力に改めてお礼申し上げます.
私は2024年4月に部長に就任して,部員の皆さんにはことあるたびに「『相手は世界である』という意識ですべてに取り組んでいただきたい」と伝えています.「相手は世界である」という意識を常にもってレースのみならず日頃の練習や生活を送っていただきたいと思います.技術・体力のみならず人間的(早稲田大学では「人間的力量(※)」という理念を大切にしています)にも大きく成長していただきたいと思っています.漕艇競技は「調和」の競技だと思います.心技体のすべてを高いレベルで整えて臨んでください.
昨年度の早慶レガッタでは早稲田大学が全種目で優勝を勝ち取りました.よって,今年は心技体のすべてにおいて一層強化された慶應の挑戦を受けます.挑戦者には計り知れない力があります.今年の早慶レガッタは「記録よりも記憶に残る」素晴らしいレースが展開されることと思います.
早慶レガッタは年度で最も早く開催される早慶戦です.多くの皆さんが注目しています.「世界」に向けての良いスタートなるよう,頑張ってください! また,早慶レガッタは多くの方々による「手作り」で運営されています.感謝の気持ちをもって,すべてのレースで,すべてのクルーが全力を出し切り,勝利の栄冠を勝ち取り,1年の漕艇シーズンを気持ちよく始められることを期待します.2026年度の早稲田大学漕艇部のシーズンスローガンは「To Be」です.「今やるべきことを見定めてそれに全力を注ぐ」ことで未来は開けます.記憶に残るレースを楽しみにしております.
※(早稲田大学における人間的力量)地球上のどの地域に行っても,人々の幸福の実現を目指す強い意志を持ち,そこに溶け込みサバイブし,その地域社会の多様な価値観を学び,その結果,自分の行った先の地域社会や国,そして故郷を愛し,世界人類に貢献し他の為に尽くそうとする精神と行動力