早稲田部長ご挨拶

早稲田大学漕艇部 部長 松居辰則(昭和63年早大卒)


 現漕艇部長深澤良彰教授が定年を迎えられるため,今年4月から漕艇部長を拝命致します松居(人間科学学術院)です.また,私はボランティアセンターの所長も仰せつかっており,東北地方の復興支援でお世話になっている土方正夫名誉教授も漕艇部長を務められておりましたので漕艇部とは何か強い縁を感じております.そして,何よりも私自身が高校時代に漕艇競技と出会い,その魅力に魅せられ漕艇競技をこよなく愛する者と致しましては今回の漕艇部長を仰せつかることはこの上ない光栄です.大学では理工漕艇部に所属しておりましたが,怪我もあって競技者としては成就致しませんでした.その思いを「部長魂」の糧として,漕艇部の発展に貢献して参りたいと思います.どうぞ,宜しくお願い致します.

部長の引継ぎを兼ねて昨年の9月頃からいくつかの大会を艇庫で観戦させていただきました.素晴らしい選手の皆さん,監督,コーチ,主務・副務の皆様,OB・OGの方々と漕艇部の現状や可能性を私自身の思い出とともに語らせていただき,私自身の中の「部長魂」に一気に火が付いたように感じております.一方,私が観戦させたいただいた大会の結果は必ずしも満足のできるものではなかったように感じております.その現実を真摯に受け止めて,新年の初漕ぎ会では新主将や監督から次なる目標が明言されていました.頑張って参りましょう! その中で「早慶戦完全優勝」がありました.これを受けてあるOBから「早慶戦完全優勝は素晴らしいが,常に世界を目指しなさい.」との激励の言葉をいただきました.私も気持ちが引き締まりました.この早慶戦は大きな目標に向かってのスタートになります.漕艇競技は「調和」の競技だと思います.心技体のすべてを高いレベルで整えて臨んでください.

この早慶レガッタを実現するために,墨田区,台東区,江東区,警視庁,東京消防庁,自衛隊などの関係省庁,地元の皆様,協賛企業各社,歴代のOB・OGなどのご支援・ご理解のもと,両校の部員がまさに「手作り」で運営しています.感謝の気持ちをもって,すべてのレースで,すべてのクルーが「OneWaseda」の旗のもと,全力を出し切り,勝利の栄冠を勝ち取り,1年の漕艇シーズンを気持ちよく始められることを期待します.